逆出向の辞令が下ったらチャンス 体験して感じたメリットデメリット

社会人
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出向は分かるけど、逆出向って何?

逆出向を言い渡されたけど、実際どんな感じなの

親会社に出向に行くことになったけど、不安

そんな不安を抱いている人に向け、自分が経験した2年間の逆出向経験を記事にしたいと思います。

出向は稀な職場だったため、あまり出向が身近ではなかったので自分にとってもレアな体験でした。

 

今ではこの出向の経験があり今では海外駐在に抜擢されるまでになりました。

海外出向に行くまでは別記事で紹介しています。

海外赴任を言い渡されて 海外でのキャリアアップ

逆出向とは

まず出向の意味ですが

子会社や関連会社に異動すること

ですね。

これに対して逆出向

子会社から親会社へ異動すること

になります。

 

単純に行先の違いになりますが、

私の場合はこの逆出向を任命されました。

 

私もそうでしたが、

出向だと”左遷”のような悪いイメージを持たれる方もいるでしょう

 

逆出向だと親会社に行くのでイメージとはかなり違いますね

※そもそも左遷されるだけの悪名もありませんでしたし

 

評価も+になっていますので、話があれば飛びついてでも行くといいでしょう

期間限定

プロジェクトが立ち上がってから1年半の期間限定

 

基本的にMAX3年なんですが、その半分の期間でした

期間が決まっていたので、どんなに辛くても

”ここで帰れる”というのが心の支えでした。

 

短期集中なので、成果は本当に求められる仕事ではあったので

プレッシャーがすごかったのを覚えています。

 

上司からも

「身を粉にするとはどういうことか学んで来い」

という言葉をもらったのが心に刺さりました。

 

その言葉通り、社会人になって初めて終電で帰るなんて状況も経験することになりました。

 

どうやって決まるのか

完全にうちの会社での話になるので参考になるかわかりませんが

普通の異動のように要望や打診があって、、、の流れだと思ってましたが

 

本当にいきなり言い渡されます!!

 

私の場合ですが、2カ月前に肩をたたかれました。

それもお昼休みに(笑

 

もっと部屋に呼ばれて神妙な顔で言われるのかと思ってました。

 

当時そのプロジェクト担当していた一人でしたので当然といえば当然でした。

ただ噂レベルでも人を出すなんて話がなかったのでびっくり

 

幸い住居も変わることなく、通勤時間が1時間伸びる程度で済みました

 

人選については上司に後から教えてもらいまいしたが

人柄で選んだとのこと。

 

本当かいな。。。と思いながら、

人懐こい自分の性格が役にたったかと勝手に納得することにしました。

※仕事面ではまだまだだったので、少しでも良い所があってよかったということで

 

逆出向に求められるモノ

仕事の面で行けばまず間違いなく成果を求められます。

 

0スタートなので、仕事をしようにも、まずは味方を自分で探さないといけません。

 

出向先ではそもそも私のことは誰も知りません。

なので、小さなことでも着実にこなして信頼をしてもらうしかありません。

日々の会話ですら絶好のチャンスとして食いつく勢いでしたね

イベントには嫌でも参加すべきですね

 

 

後大事なのが、後に繋がる良好な関係性です

 

期間限定なので、はい終わりーじゃあねー

というわけでは無く、会社と会社の関係は当然続いていきます。

 

ここで関係性が出来上がっていることが一番会社から求められているのです。

言ってしまえば、逆出向に求められる最大の任務です。

 

仕事の成果だけでは、社内の人間と同じ土俵でしか評価されません。

 

自分にしか与えられていない立場での成果を出すことが必要です。

 

メリット サラリーマンの逆出向は人事評価につながるのか

これは自信を持ってYESです。

逆出向はそもそも限られて人間しか行くことができません。

 

しかも、実際に仕事している様子は元職場の人にはわからないのです。

言ってしまえば自己申告制に近しいものがあります。

 

それに加え、出向先の上司から評価コメントを引き出すことができれば

かけがいのない評価につながります。

 

帰任してから上司に確認してみると、

非常に評価としてプラスになっていることをきかれました。

 

自分でもそこまでかと思えるぐらいのプラス評価となりました。

 

失敗しなかった理由は

とにかく運に恵まれました。

 

一緒に働く人もみんな優しく

出向先の上司も和を大事にする人だったため

環境に助けられたところが非常に大きかったですね。

 

 

ただ、自分としては何事でも全力で向かっていくように努めました。

 

短い期間一つでも「こいつはできない」と思われると

取り返す暇がありません。失敗はできないという感覚でした。

 

これは普通に会社にいるだけでは得られない感覚でした。

とにかく必死だったんですね。

 

デメリット 出向中は責任大

出向中は自分が親会社と出向元をつなぐパイプ役になります。

 

よくも悪くもこの役目は自分しかいません。

そのため自分へ期待される役割と責任は非常に大きいものでした。

 

仕事のことは全て把握しておくぐらいのつもりいる必要があります。

 

板挟みになることもよくありました。

トラブルがあれば出向先へ説明・弁明を真っ先に自分が対応しなければなりません。

会議中に口に出さなくても、後から出向先の上司に呼ばれて苦情を言われたりします。

 

また、出向中は親会社の人間として出向元の会社と接する必要があります。

仕事を真面目にやっていれば時には出向元とも衝突することがあります。

「君の帰ってくる場所が無くなる」等、脅しに近いことも言われたこともあります。

 

 

当然味方になってくれる人もたくさんいます。

なかには敵対する人もいるということは理解していおく必要があります。

まとめ

以上私の出向時の体験談でした。

 

みなさんも話があって悩んでいるなんてことがあれば、

迷わずチャンスとつかみましょう。

 

自分の世界を広げるきっかけにもなります。

親会社から引き抜きの話もあるあかもしれません。(現に私もされました)

 

今の自分の仕事に疑問を感じているときほど職場を離れてみることが非常に大切です。

 

この出向の評価もあって、今では海外出向に抜擢されるまでになりました。

海外赴任を言い渡されて 海外でのキャリアアップ

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