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英語出来ないのに海外赴任を言い渡された。
簡単な会話はできるけど、仕事となるとできる気がしない。。
海外赴任の可能性があるけど語学の勉強はどのくらい必要なの?
英語出来ないのに海外赴任の可能性がある人、急に上司から英語勉強しておけよと言われた人。
結局英語が話せないまま海外赴任が決まってしまった人。今でも思い出したくありませんがこれ全部自分のことです。
同じような境遇で不安を抱えている人に、今できること、実際にその後どうなったのか、
海外赴任2年が経過した自分の経験談を交えお伝えしたいと思います。
英語が話せないのに海外赴任を言い渡された
3年前の11月、急に自分の上司に呼び出しを受けたのが始まり。
時期的に異動の話かなーと思っていたところに海外赴任の打診の話。
これまでの生活が大きく変わるので、一度家族と相談して回答せよとのこと。
幸いなことに行き先はヨーロッパ。旅行好きな家族はYesと即答。海外赴任が決まりました。
しかし大きな問題がありました。全く英語が出来ない。。
英語のメールが来ればもちろんGoogle翻訳、電話が来れば無言で英語ができる人にパス(笑)
TOEICの点数については400点代という有様。海外も社会時になるまで行ったことが無いという
上司もよく外に出したなと、思いましたが、
選んだ基準は他にありました。そちらは別記事にしています。
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もちろんキャリア的に将来的には海外赴任をと考えてはいました
英語も勉強をするように言われてもいましたが、TOEIC対策の参考書を買ってみても進みはイマイチ。
残された準備期間は11月から4月までの約半年。どうしようという気持ちが膨らみます。
赴任前準備 オンライン英会話スタート
焦る気持ちとともにオンライン英会話へ本腰を入れ始めます。
当時よく周りで聞こえてきたレアジョブ英会話に登録。毎日25分の英会話をスタート
これに加えて参考書も購入してみるも、実際にはほぼ手つかず。
引き継ぎや赴任前の準備や引っ越しで英会話に充てられる時間は思った以上に少ない。。
それでもまずは英会話へのハードルを少しでも下げようとレアジョブは継続しました。
海外赴任スタート 全く聞き取れず絶望
到着初日何も聞き取れない。本当に何も(笑
いつ飛行機到着したの?とか、ホテルはどこ泊まっているのか?とか簡単な会話、
知っているはずの単語ですら聞き取れない始末。本当に何言っているか分からない。。。
正直オンライン英会話の成果を実感できるものではありませんでした。
赴任当初は生活の立ち上げで余裕も無く、気がまぎれるものも一切ありません。
この時、調べていたのは「海外赴任 鬱」、「海外駐在者 英語 喋れない」とかばっかり笑。
英語が喋れなさすぎて、日常のスーパーへ出かけることすら億劫になりました。
仕事はメールだったら時間かければどうにかなる程度。これが自分の海外赴任のスタートでした。
海外赴任1~2ヵ月 定型文での会話はできる
ようやく耳が慣れ始める、本当にようやく
多少なりとも、日々の会話ができるようになってきます。
できると言ってもほぼ定型文での会話のみ(笑
会話を広げるなんて恐れ多い、、、いつも心の中で「頼む!話しかけないでくれ!!」と祈ってました。
仕事の内容であればどうにか自分の知識で聞き取れない会話を補填しながら意思疎通ができる程度。
会議中はいつも、あー多分こんなこと会話してるんだろうなーと考えながら、蚊帳の外状態。
この状態がなかなか辛かった。。
ひたすら分からない英語を聞きながら、集中力がいつも以上に消費されていくんですね
疲労感が半端じゃない。。家に帰ってとりあえず寝るだけの日々
海外赴任3~6ヵ月 議論には程遠く
ただのお喋りでもこちらから話題を振ったり、
向こうからの想定していない話題を振られても会話にそこまでの恐怖心が無くなりました。
それでも聞こえない部分は結構残っているので、
「もう一回言って」を繰り返して確認をしていきます。
会社の同僚とかであれば、こちらの英語力が無いことも分かってくれているので
レベルもある程度合わせてくれているので、赴任当初よりははるかにマシと思えるようになりました。
仕事中の打合せなんかでも理解力はかなり増したことを実感
彼らがどういう思考をしているのか、議題の中でも何が問題なのかとかが分かるようになります。
ここでの壁は、議論が出来ないこと
自分の意見を通そうにも、ローカルの会話スピードにも付いていけません。
また、自分の伝えたい言葉もなかなか出てこず、途中で断念せざる負えないケースも多々ありました。
頭の中で言いたいことがあっても、「あれ、この単語が分からない」となって止まります。
難しい単語は簡単な言い回しができるようになっていればいいのですが、
そこまでの思考回路が出来上がっていませんでした。
海外赴任7ヵ月~現在
議論も徐々にできるようになってくる
仕事もメールより電話をする量がぐっと増え、仕事の進め方も変わってくる
これまで自分が聞き取れなかった英語も
自分の能力不足の他にもいろいろあったんだと理解できるようになりました。
・なまり(UKイングリッシュは分からない。。。) ・そもそも向こうもちゃんと英語喋れていない ・議題に対してそもそも会話が成り立っていない(日本語でも何言ってんだ?と思うような感じ)
これまで自分の意見が通じなかったのも同じで
・考え方がそもそも違う ・本当に聞き取れなかっただけ
このせいで「どういうこと?」と言われているケースがあることが分かる。
ここまで来ると余裕ができ、
自分に今何が足りていないのか、何を勉強しないといけないか、も見えてくるようになります。
まとめ
最初は英語の壁が高すぎて海外赴任に絶望しました。
ですが、嫌でも英語が必要な環境にぶち込まれるとどうにかなるものです(笑
もし、同じ壁にぶつかっている人がいたら、難しく考えるのはやめてじっと待ちましょう。
どうにかなります笑
もちろん海外赴任をする前に英語、特に英会話の勉強を終えておくにこしたことはありませんが(笑
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